男達に溺愛された女

「け…圭くん?」



そう呟くとその人は満面の笑みで私を見て



「思い出したか!?」



そう言ったから圭くんなのだろう。



「うん!!思い出した♪圭くん綺麗な顔してんだもん。わかんなかった。」



そう言ってほっぺを膨らますと苦笑いをしながら私の頭を撫でた。



「蓮、楓。圭介に頼みがあったんじゃないのか?」


「頼み?」


「うん!!あのね?楓が今日海に行って溺れちゃって大変で…。」


「蓮が助けてくれたんです。男なのに泳げないのは嫌だから俺、泳げるようになりたいんです。だから…。」


「だから、圭くんのプールつきの別荘に連れて行ってくれないかな~?」



そう言って二人で頼むと圭くんは笑って



「俺がここに来たのってプールつきの別荘に泊まりに来ないかって誘いに来たんだよ?」



って言ってくれた。