男達に溺愛された女

玄関には紫と朔兄ちゃん、それに二人でかぶって顔は見えないけれど誰かの足が見えた。



「久しぶりだな?」


「あぁ。そうだな?」


「家上がれよ。蓮と楓は?」


「そこにいんだろ。」



そう言って朔兄ちゃんは私と楓を指差した。

紫は指差したほうを見て私と目が合うと



「ただいま~♪蓮!!お兄ちゃんが帰ってきましたよ~♪」



と叫びながら走ってきて私を抱き上げた。



「お帰り♪紫。」


「海は楽しかったか?」


「うん!!ちょっとしたハプニングがあったけど楽しかったよ!!」


「そうか♪リビング行こう。」



そう言った紫に連れていかれて私は玄関にいる人が見えない…。



「お前も中に入れ。」


「あぁ。お邪魔します。」


そう言ってリビングに入ってきた人を見た。