男達に溺愛された女

「それは本人に聞け。俺は圭介じゃないからな。」


「分かった。じゃあ、圭さんとこ行くか!!蓮!!」


「うん!!行こう♪」



圭くんのところに行こうとソファーを立った私たちを朔兄ちゃんが止めた。



「大丈夫だ。行かなくても。」


「どーして?」


「もう少ししたらわかるよ。だから座ってろ。」



ニコニコしながら言った朔兄ちゃんに従って座り直した。

圭くんの本名は、本間圭介。
元紅狼の初代副総長。
朔兄ちゃんとは小学校の頃からの付き合い。
二人は親友なんだ。


しばらくまた3人で他愛ない話をしていたら



「ただいま~。」



と言う紫の声がした。



「お、きたきた!!」



そう言って朔兄ちゃんは玄関に歩いていった。
不思議に思った私と楓はリビングのドアから顔を少しだけ出す。