男達に溺愛された女

「よかった…。ごめんね?私楓のお姉ちゃんなのに楓のこと知らなかった…。ごめんね?楓…うぅ…。」



泣きながら謝る私の頭を撫でて笑っていた。
楓は一度近くの病院に行くことになった。
私と暁がついていくことにしてあとのみんなは海で待つことになった。



「楓…。」


「んな、何回も呼ぶな。」

「…うん。」


「んな顔してんじゃねぇよ。」


「…うん。」



楓は病院に着く頃にはもう喋れていた。
私が何回も呼ぶもんだから楓は困ったように笑っていた。



「大丈夫だ。俺はお前を置いて逝かない。」


「うん。知ってる。」


「なら心配すんな。」


「うん。」



しばらくして看護婦さんが来た。
水着姿のままの暁と楓を見て顔が真っ赤か。
まぁ、分からなくもない。



「高崎さん?あともう少しで点滴終わりますよ♪」


「あぁ、どーも。」


「高崎さん、これから予定ありますぅ?」


「……。」