男達に溺愛された女

「「ヒッ!!」」



後ろを振り返った二人は顔を真っ青にして私のほうを見た。



「ごごごごごめんな!?だだだ大丈夫か?」


「けけけけケガとかなかったか!?」



焦ったように私に手を差し出してきた。
素直に手をとって立ち上がった。
ふと二人の後ろを見たら鬼がいた。
暁という般若の顔をした鬼が…。



「あ…暁!!」


「大丈夫か?」


「う…うん。」


「よかった。」



肩に手を回してシートまで歩く。
楓がいないことに気づいて楓を探してみた。



「暁!!楓がいない!!」


「あ?楓?」



私が叫んだら暁も回りを見渡した。



「確かにいねぇな。おい!!楓はどーした?」


「さぁ?」


「どっかにいんじゃね?」

「とにかくシートに行こう。」