男達に溺愛された女

しばらく楓と朔兄ちゃん達の注意を聞いていた。

ナンパについて行くな、とか、食べ物に惑わされるな、とか、暁とかから離れるな、とか言ってた。

そのうち電話がきて楓と一緒に玄関に向かって歩く。
その後ろを心配性で妹を溺愛しちゃってる朔兄ちゃん達はずっと同じことを繰り返し言ってる。



「分かったから!!暁から離れないし!!いざってときには暁とかが助けてくれるから大丈夫!!心配しないで?」



そう言うとしぶしぶ納得してくれて玄関にいた暁にしつこく気をつけてくれ!!って言っていた。
暁はそんな朔兄ちゃん達を苦笑しながら落ち着かせて車に乗り込んだ。



「はぁ…。なんであんなに心配してんのかな?暁いるし、悟も俊太も怜太も楓も紅狼のみんなもいるのに。」


「それだけ蓮は愛されてんだよ。いいことだぞ?」


「うーん…。いいことに思えないのは何故だろう…。」



そう呟くとみんな苦笑いしていた。