男達に溺愛された女

「もうほっといて下さい!!」


「蓮!!」



私はそう言うと走って校門から出た。
後ろで桜野先輩が私を呼んでいた気もするけど勘違いだったら嫌だから振り返らなかった。

しばらく走っていたら公園に着いた。
近くにあったブランコに乗って静かに涙を流した。



「桜野……先輩。好きに…なって…グスッ…ハァ…ごめん…なさ…うぅ…。」


しばらく泣いていたら辺りは暗くなっていた。



「帰らなきゃ。」



そう思って鞄を持って公園を出た。



……………出たのはいいんだけどさ。



「ここ…どこ!?」



無我夢中で走っていたせいか今いる場所が分からない。

仕方ない。
朔兄ちゃんに電話しよう。

そう思って携帯を開くと