男達に溺愛された女

「マヂでお前来たんだな。」


「うん…。」


「もう少しで総長達下りてくる。…大丈夫か?」


「…大丈夫。」



そう言うと楓は私の頭をあらあらしく撫でた。
そして、



「俺がついてる。」



そう笑って言ってくれた。
しばらく楓と話していると上から朔兄ちゃん達が下りてきた。



「蓮…。」


「大丈夫。」



心配そうに言ってきた楓にむかって笑っていった。



「「「「お疲れ様です!!」」」」

「「おう!!」」



何人もの声が重なって車の中まで聞こえてきた。


「じゃ、俺行くな?いないと怪しまれる。」


「うん。ありがとね?楓。」


「気にすんな!!」



そう笑って桜野先輩達のところに歩いて行った。


「はぁ…。」



1人の車内はやけに静かだった。