男達に溺愛された女

「え?どっかで待ち合わせ?」


「うん。友達待ってると思うから行くね?」


「あ、うん。」


「部活頑張ってね?バイバイ。」


「ありがとう!!バイバイ!!」



春樹君に手を振って走って校門まで行こうとした。



「あれ?蓮じゃん。」


「え?」



急に呼ばれて驚いて声がしたほうを見たら桜野先輩達がいた。

私を見ていた桜野先輩の瞳は冷たかった。



「なに?かえんの?」


「う…うん。」


「1人で?」


「ううん。友達と帰るの。」


「ふーん。」



どこかこの空間だけ冷たい。

〜♪

携帯が鳴った。



「ごめん…。私だ。」


「いいよ。とりな。」



ニコッて笑った怜太先輩もどこかいつもと違った。