男達に溺愛された女

「あれ?まだいたんだ?」

「あ、旬。うん。ちょっと人待ってんの。」


「ふーん?」


「旬はなにしてんの?」


「忘れもんとりにきた。」

「ふーん。」



旬は一応バスケ部に入ってる。
窓から校庭を見ていたら横澤春樹がサッカーの練習をしていた。
その姿を見ていたら爽やか好青年って感じなんだって思った。



「あ、旬。もう校庭走り始めてるよ?」


「うげ!!ヤベ!!じゃあな!!蓮!!」


「うん。バイバイ!!」



旬は焦って教室から出ていった。
ちょうどメールが来たから私も鞄を持って教室から出た。



「蓮ちゃん!!」


「あ、春樹君。」



前から走ってきたのはさっきサッカーの練習をしていた春樹君だった。



「もう帰るの?」


「うん。春樹君は部活だよね?」


「うん。1人で帰るの?」

「ううん。違うよ?」