男達に溺愛された女

「よし!!兄貴!!バレないように頑張ろうぜ!!」



って言いながら朔兄ちゃんのほうを見た紫に合わせて私も見たら



「あり?兄貴いない。どこ行ったんだ?」



朔兄ちゃんがいなかった。
まわりを見てみたら壁に頭をつけてズーン…ってなってた。



「朔兄ちゃん…。」



そう声かけても返事がない。

紫と目を合わせてため息をついた。
仕方がない。



「朔兄ちゃん…。蓮のこと…嫌いになっちゃったぁ?
蓮が…っ…蓮が我が儘言うから…ヒッ…うぅ…嫌いになっちゃったぁ?」


「え?あ…いや!!嫌いになんてなってないよ!?なるわけないじゃないか!!こんなにも蓮のこと大好きなんだ!!」


「ほんとに~?」


「あぁ!!本当さ!!」


「じゃあ、今の彼女と別れてくれる?」


「別れる!!お兄ちゃん別れるから泣かないで~!!?」