男達に溺愛された女

「なに!?お兄ちゃんを嫌いになるのか!?」


「うん。朔兄ちゃんも紫も大ッ嫌いになる。」


「それはまずいな!よし朔兄ちゃんがなんとか頑張ってみるから朔兄ちゃんのことは大ッ嫌いにならないでくれ!!紫は嫌いになってもいい。」


「分かった。でも、いつかはバレると思う。そんときはよろしく。」


「任せとけ!!」



朔兄ちゃんと紫は私には甘い。
族にいうシスコンのようなものだ。
楓も私には甘い。
みんなには羨ましがられる。
なんでもこいつらはイケメンで漢らしくてモテるらしい…。
そんな奴等がシスコンだと知ればみんなどう思うんだろうか…。



「ただいま~。」


「あ、紫だ。」



シスコンなだけあって、私の小さな呟きも聞き逃さない。

紫は、ダダダダッと走ってきて、



「ただいま~♪我が愛しの妹よ~♪」



って言いながら抱きついてきた。