男達に溺愛された女

「暴走族ってどーゆーこと?」



不思議に思ってたことを宗吾に聞いてみた。



「あいつら、ある暴走族の総長に気に入られて中学2年くらいのときに入ったんだ。で、高1のときにあいつらの代になった。」


「その暴走族って?」


「お前がよく知ってるとこだ。」



私が知ってるとこ?
ま…まさか…。



「まさか…。」


「そのまさかだ。お前の兄貴が作った紅狼の5代目だ。」



紅狼(こうろう)…。
私の一番上のお兄ちゃんが作った族。
初代と2代目が私のお兄ちゃんがやった。
そして、今は1個下の弟が入ってる。



「ま、家帰ったら話聞けよ。」


「う…うん。」



そのまま宗吾に家まで送ってくれた。
宗吾の家から私の家は10分もかからない。
結構近いのだ。
私は宗吾を見送ったあと急いでお兄ちゃんがいるであろうリビングに走っていった。