そして、帰る準備をしようとした時、私は手が痛すぎて動かない事に気づいた。
またもや手が動いてない私に茄晦は気づき、
「しゃーねーなぁ。どれどれ鞄に入れればいいの?」
茄晦、やっさしー♪
まさかのツンデレとか?
そして、茄晦に荷物を入れてもらい、荷物を自分で持とうとした時、私の目の前から鞄が消えた。
あれ?
そう思い、茄晦の方を見てみると、鞄が二個?
そして、やっと状況を理解した。
茄晦が私の鞄、持ってくれてるんだ。
「茄晦?鞄ぐらい自分で持つからいいよ。」
そう言うと、茄晦はニッコリと笑い、
「俺が持ちたいの。それにもう暗いから駅まで送るよ。」
「えっ?いいよ、茄晦が帰るの遅くなっちゃう。」
茄晦は自転車通学、私は電車通学。
しかも、茄晦の家は駅とま反対。
それはさすがにダメだよね?
「いいの。今ちょうど体力作り中だし。」
「え?でも......」
そんな私の言葉を茄晦は遮った。
「いいから、行くよ。

