そんなこと今は気にしてられない。



覗いてみると愛が1人うづずくまっていた。



そして、その隣に...。



「カサカサカサカサ」



茶色の小さな物体。



「ゴキブリか。」



俺はその辺にあったホウキでそいつをはいた。


「蓮、もういない?」


「ああ、もうかえろっか。」


俺らはそういって体育館に向かった。