ギィ----- おもい音楽室のドアを恐る恐るあけた。 中にはいつもと変わらないピアノが一つおいてあった。 ピアノまでいってタッチして早く帰ろう。 「ポロンポロン♪」 何で...? 「何で、誰もいないはずなのに音が鳴ってるのよ!」 怖い、そのままうずくまってしまった。 助けて...。 ピアノの真下で顔を覆って一歩も歩けない。