「おい、2人とも。俺をおいてくなよ。」 河野君が後ろから走って追いかけてきた。 「バカ、遅いんだよ。」 蓮の毒舌発生です...。 なんか、いいなこの雰囲気。 夕日に照らされているアスファルトの上を3つの影が並んでいる。 「あ、俺家ここだから。またな。」 そういっておしゃれな一軒家を指差した河野君。 「そうなんだ、またね。」 「じゃな。」 私たちに見送られて家に入っていった。