愛SIDE


「分かってるよ、だけど...。」



蓮の言葉を聞いて少し胸の奥が痛んだ。




なんで、私には手を出さないの?




「私にはできないの?なんで?」




他の子は良くて私はだめなの?



かわいくないから?



「愛?...蓮。どうにかしろよ、この空気。」


「って、言われてもな。」



私は誰よりも蓮のことがすきなのに...。



カフェオレを口にすすった。