愛SIDE


翌朝は目覚まし時計がなる前に起きれた。



そして...。



「姉貴、おせえよ。何分髪に時間かけてるんだよ。」

「まちなさい、鉱希。」


弟の鉱希とけんか中にございます。



「鏡の前に座ってからもう20分経ってる。」


時計を指差しながらそういう鉱希。



「しょうがないでしょ。よし...これでOk。」



やっと髪の毛が上手くまとまった。


私の髪の毛は栗色。

鉱希は真っ黒。


姉弟って似てないな。



毛先がくるくるとカールしているので少し自慢でもあるんだ。