怖い...。


恐怖におびえる私。


「おら、行くぞ!」


声も出すことが出来なかった。


ただ首をぶるぶると横に振った。


「あ?てめぇ、反抗すると...。」


目線を上に上げた先には今にも振り下ろされそうな腕。



なんで私がこんなことに...?



確かにソフトクリームつけたのは悪いけど...。



でも今は硬く目をつむることしか出来なかった。



そのとき声がした。