蓮SIDE


男は着替えが早い。


だから、愛が来るのを待つ間に心の準備をしよう。




襲わない襲わない....



呪文のように心の中で念じる。




だって、俺馬鹿だ。



ただでさえ可愛い愛に水着を着せたら大変なことになるだろ。



なのに...


着替えて出てきて1分も経たないうちに愛は出てきた。



「...っつ。」



俺は今最上級にやばい顔になってる。



「蓮、待った?」


「むわってない。」


言葉おかしくなってるし...。