愛SIDE いつもより早く起きた。 だって、気合入れなくっちゃ。 「あれ?姉貴早いな。」 そういいながら歯を磨いている鉱希。 「ふふっ。鉱希?お姉ちゃんは今日デートなのよ。」 あんたに勝ったわ。 「キモ!デートって最近迎えに来てるイケメンと?」 「そうよ?」 ちょっと引き気味の鉱希。 「趣味悪。」 は? 今のは聞かなかったことにしよう。