尚吾の手の動きが…


尚吾の唇が…


強張って震えてた体に安心を与えてくれる。


尚吾の腕の中で、何度も何度も温かさを感じた。


尚吾と出会えて良かった…。


心からそう思った。


「オレとヤッて顔見れないか?」


あたしの顔を覗き込みながら、優しくつぶやいた。


「大丈夫。」



笑顔で答えるあたしに、軽くキスをしてくれた。