これが、お兄ちゃんがあたしに教えて込んできた事。
あの時は分からなかったけど、こんなにもお兄ちゃんが刻み込まれていたなんて。
心の中の抵抗と言う言葉さえ真っ白にしてしまう。
それは一晩中、会えなかった日々を埋めるかのように、激しく熱く求め合っていた。
こんな事、誰にも言えない…。
朝になると、全身を脱力感が襲っていた。
お兄ちゃんは、病院に行ったみたい。
ベットから起き上がろうとした瞬間、変な違和感が首にある。
ジャラ…。
冷たい金属の音が耳に入った。
パッと鏡を見て驚いた。
それを見た瞬間、もう逃げられないと真っ青になった。
前回はドアに鍵を掛けられて、監視カメラが廊下に付けられてた。
だから窓からなんとか脱走したのだ。
今度は完全に動けない。
首には首輪が付けられて、ベッドの足元まで長い鎖で繋がれている。
かろうじて、部屋中を歩き回れる長さの鎖。
ここまで異常になってるなんて…。
やっぱり、尚吾の事を疑っている。
尚吾の安否が心配。
あの時は分からなかったけど、こんなにもお兄ちゃんが刻み込まれていたなんて。
心の中の抵抗と言う言葉さえ真っ白にしてしまう。
それは一晩中、会えなかった日々を埋めるかのように、激しく熱く求め合っていた。
こんな事、誰にも言えない…。
朝になると、全身を脱力感が襲っていた。
お兄ちゃんは、病院に行ったみたい。
ベットから起き上がろうとした瞬間、変な違和感が首にある。
ジャラ…。
冷たい金属の音が耳に入った。
パッと鏡を見て驚いた。
それを見た瞬間、もう逃げられないと真っ青になった。
前回はドアに鍵を掛けられて、監視カメラが廊下に付けられてた。
だから窓からなんとか脱走したのだ。
今度は完全に動けない。
首には首輪が付けられて、ベッドの足元まで長い鎖で繋がれている。
かろうじて、部屋中を歩き回れる長さの鎖。
ここまで異常になってるなんて…。
やっぱり、尚吾の事を疑っている。
尚吾の安否が心配。



