「アネリお嬢様。 私には貴女様を護れる力も、…心もあります。」 …そんなアネリを受け入れてくれる人物は、一人だけいた。 「…ええ、そうね。 そこにはあなただけが含まれるかもね、パーシバル、」 ―――機械でもいい。 ―――怪物だっていい。 「あなたが“あなた”でいてくれるなら…。」 ―――あたしの大切な護衛(ガード)なら。