「ひなたッ!!!」

「おー、麗奈。どした?」

沙織さんが帰ってから、少し経って麗奈が家にやってきた。

「お姉ちゃんから聞いた。ひなた、お姉ちゃん…」

「なに麗奈が泣きそうなんだよ。もーいいんだよ。沙織さんが笑ってくれれば。」

そう。そうなんだ。

「ひなた、かっこいいね。」

「いや、ちょーカッコ悪い。」


俺のちょーカッコ悪い恋。


…おわり…