ふたりの総長〜恋を知る〜

「どうしたんだ、いぶき。」


「コイツらヤクザかもしれねぇ。」


「本当か!?」


「確信はねぇけどナイフじゃないなら銃の可能性がある。それに烏間組ってのを聞いたことがある。」


「じゃあ親父さんに…!!」


「分かってる。今から行く。」


「俺も行く。」


俺は弘と共に親父のいる部屋に向かった。