ふたりの総長〜恋を知る〜

「黒崎?」




「…石山くん」




気づかれてしまった。





「お前が総長だったのか。」





「うん。黙っててごめん。」




あたしが俯きながら答えると、石山くんは手を離した。




「黙っていたことなら気にしねぇ。俺も言ってなかったし。」




「あたしが総長やってても、彼女でいさせてくれる…?」




あたしは小さい声で1番気になっていることを聞いた。




「あぁ。」





「ほんとっ!?」





あたしは勢いよく顔を上げた。








でもあたしの目に映ったのは、





見たこともない、冷たい目であたしを見てくる石山くんだった。