ふたりの総長〜恋を知る〜

まだ乾ききらない石山君の髪から水滴がポタリと落ちる。
タオルで髪をゴシゴシ拭く姿は色気を誘い、とてもじゃないけど直視出来ない。


「あのー……」



「ん?」



「あたしはどこで寝れば……」



平常心を保ちながら、気になっていることを聞いた。
お風呂から出たら部屋に帰って来いって言われたけど、それは寝るまでの間だけだよね?
まさかこの部屋で寝るなんてこと、ないよね?



「ここ」



石山君はあたしの期待を見事に裏切った。