ふたりの総長〜恋を知る〜

「何でもねぇよ。それより何の用だよ。」



心底面倒くさそうに答える石山君。



「そうだった。凜夏ちゃん甘いもの食べれる?」



急に話しかけられ体がビクッとなった。



「あ、はい・・・食べれます。」



それでも何とか答えた。



「良かった~。チョコケーキ焼いたから一緒に食べましょ。」



あたしの腕をとって立ち上がらせようとする石山君のお母さん。



「やっぱり女の子はいいわね。いぶきも要も甘いものあんまり好きじゃないから。」



そう言って石山君を見る石山君のお母さん。



石山君はフイッと横を向いた。