ふたりの総長〜恋を知る〜

あたしはバイクを飛ばし1度訪れたことのある石山君の家へ急いだ。
途中何度か迷ったけど何とか石山君の家へたどり着いた。


門をくぐると強面の男がいた。
あたしはその人に目もくれず玄関へ急いだ。



「おい、待て!」


男はあたしを追いかけてきて玄関を開けたあたしの腕を掴んだ。



「誰だお前は!無断で立ち入っていいと思ってんのか!」



「離して!」


石山君の所に行きたいのに邪魔しないで!



男に蹴りを入れようと足を上げた時だった。



「あら、凛夏ちゃん?」


急に名前を呼ばれあたしは足を上げたまま静止した。



声がした方を見ると石山君のお母さんが立っていた。



「いぶきに会いに来てくれたの?」



そう言って微笑みかけてきた。