桜が満開に咲き、様々な別れと出逢いのある季節。春。
人々が新たなスタートに立ち、準備などに追われる日々を送っているだろう。私自身は、もうおばさんと呼ばれるように歳をとったが、まだ子供を持っていない。結婚をしていないわけでもなく、しっかりと夫もいるが、私がちょっとした病気で子を産めないのです。
そこで私達は孤児院をすることにしました。名前は【聖鐘院】。主に捨てられてしまった可哀想な子供達の世話をすることを目的にしている。
そして私は今日、大きな桜の木の前で二人の生後間もない赤ちゃんを拾った。

そんな彼らの話しです。