幸せで溶けちゃいそう。






会話が聞こえる距離まで
近づいた。



『そっかあー…じゃあ兄ちゃんが
 お母さん探してあげるな!』


迷子かな…
泣いているのは男の子だった



『1人で怖かったな!
 もう大丈夫だからなー
 男の子ならもう泣きやめ!
 格好いい顔が台無しぞ?』



それでも泣いてる男の子。



『お、ちょっと待っとれ』



あ、日高くんがどこか行った



と思ったらすぐ戻ってきた。



『ほれ、泣いたら腹空くから
 食べり』



男の子は泣き止み、日高くんがあげた
アイスクリームを頬張っていた。