ゼー ゼー ゼー ゼー
ハァハァ
『な、何朝から息切れてんの』
『あ、愛美、お、おは、よ』
『プッ 鏡見た方がいいよ(笑)
面白い面白い(笑)』
鏡…?
言われた通り 鏡を見ると
髪の毛がボッサボサ
こんなボッサボサ
女じゃないよーーーこれ(笑)
髪を直し、ちゃっかり
セットまでし、教室に戻った
授業が始まり、
席につくと
『あれ?珍しく髪セットしてる』
香奈恵が後ろから
なんだか ニヤニヤしてそう言った。
『あー!さては
好きな人でもできた?』
好きな人!?
『違うし!気分、きーぶーん』
『なーんだ』
香奈恵は残念そうに言った
『でもさ、千秋、
最近気になる人とか居ないわけ?』
さっきので懲りたかと思いきや
まだ疑ってくる。
『気になる人ー… いない!』
いない。
そう言った途端に 頭には
なぜか 日高くんが浮かんだ。
違う違う違うっ!
あたしは1人頭を振った
