「 な・・・んで? 」 「 何で?俺が聞きたいんだけど 」 「 ・・・だ、って・・・・ 」 死んだんじゃないの? もう、目を覚まさないんじゃ なかったの・・・? 「 お前を残して死ぬわけねーだろ 」 ずっと見たかった、意地の悪い笑顔。 私の腰を支える逞しい腕。 ・・・大好きな声。 「 りゅ・・いちッ・・・・!! 」 会いたくて仕方なかった。 寂しくて、仕方なかった。