フェンスに手をかけて、 足をかけて。 誰かいるかもしれない屋上で 私はバカなことをする。 ここを乗り越えれば 会える。 ──────────・・会える? 「 りゅ、いち・・・・会いたいよ・・ッ 」 怖がらないで、せめて見たかった。 弱々しい顔でもなんでもいい。 目に焼き付けておきたかった。 ”ありがとう”って言いたかった。 溢れ出す後悔と涙に視界がグラついて 目に映ったのは────────・・