「 ・・・・龍一? 」






響くこともなく、掠れた
私の声は暗闇に消えた。












───────美優、好きだよ。






視界は黒一色で、
手は伸ばしても何にも
触れられなくて、
だけど、声だけが聞こえて、








これは、夢?








────────・・愛してる。






段々離れていくその声を
忘れないように、ぎゅっと
目を閉じた。