「 そうだね。二人を見つけたら ”全て”を二人から聞こうか 」 「 居場所、分かるんですか? 」 適当に車を走らせてるわけじゃ ないことに気づいた。 迷いがない。 「 まぁ、一応は幼馴染だからね。 勘だよ、勘 」 ”男のね” いつもと変わらない笑顔の 優斗さんだけど、車のスピードは その穏やかな表情とは真逆だった。