今になって思い出して ”ごめんなさい”と 心の中で呟きながら 部屋にはいって箱を開けた。 2つに折られた手紙を 手にとった。 "I'm madly in love with you.” ”寒い”と笑っていたけど 嬉しそうに頬を赤く染めていた理由が やっと分かった。 2人のことを詳しく聞いた ことはなかったけど ”死ぬほど愛してる” いつになっても仲良しだと 評判もよかった2人。 私も”寒い”と小さく笑って、 静かに泣いた。