あれから、まだ2日。 2日間、水すら口に していない。 「 お粥作ろうか? 」 心配そうに顔を 覗きこんできて 私が首を横に振ると 困ったように笑った。 一輝は、優しいから こんな私を見ても 笑いかけてくれる。 その優しさが 痛いほど身に染みた。