名前も知らない向こうのキミへ


_______________キーンコーンカーンコーン

今日も時間は光のようにクルクルと回った。
だけど、いつもとは違う時間の流れだった。



「かおっ!!元気は出たかな…??楽しい話してかえろっか!!」

遊子は本当に優しかった。

「ありがとう。…だけどちょっとよりたい所があるんだ。」

「いいよ。」

「へ?」

「かおが今考えてる事なんてすぐわかるさ。」

またばれてしまった。

「早くいかないと帰っちゃうよ?」

「うん!!!」








そう、アイツに謝りに行くんだ!
そしてあきらめないことにしたって伝えにいく。