俺様なんてありえないッ![完]




【雷斗SIDE】




「ね…薗田君?」




瀬尾の声で俺は気づく。



「何、意識とばしてるの?くすくす」




頬を染めて言った。


意識とばしちゃってんの
って…。



つまんないからだよ…。



早く察して、俺を解放してくれ。


と俺は苛立ちを覚える。