本と私と魔法使い



幸せに身を委ねた、
のに、
何が間違っていたのか?

その幸せはすき間から吹き込んだ風に簡単に奪われる。

そもそも間違いと歪みだらけのあの時に正しさなんてあったのか?
それすらもわからない。




―――…
――…
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