もしかして何かあったんじゃないか… そんなことを考えていると、気づいたころにはあいつの友達にあいつの家を聞いていた このままもし大学を辞めてくれれば残りの生活を穏やかに暮らせるかもしれない だけど、タイミングが悪い 私と話した次の日から休んで、そのまま辞めるなんて、こっちが気分悪い 講義が早く終わる日を見計らって私はあいつの家へと向かった 私の家からそう遠くない 高校生の時、父や母が必死で私を襲った奴を探してくれた時は全く見つからなかったのに… まさかこんなに近くにいたなんて… .