「俺は君が好きだ。この気持ちがある限り、過去を忘れることなんてできない。君を見るたびに思い出す」


「だったら、私のことなんて忘れた方がいい」


過去に縛られて生きていくぐらいなら、今の恋なんて忘れた方がいい


「嫌だ」


「嫌だ、って…。私は罪滅ぼしなんかで、傍にいてほしいなんて思わない」