今は、三時間目の数学。


瑠璃がいないと、こうも変わるのか?


俺、こんなやつだったっけ?


瑠璃に溺愛してんのか………。




もちろん、授業なんて上の空。



何回怒られた事か……。



そして、昼。


時間が経つにつれ、瑠璃の事がきになってしょうがない。


「日向、俺帰るわ。」


「あいよっ。」



鞄を持って急いで家路へと向かった。