「わざわざ、招待してくれたの♪」
「してねぇよ。」
「あたし、瑠璃ちゃんが気に入らない。」
「ふ~ん」
「だから、あたし瑠璃ちゃんが欲しいもの、全部奪うから。」
「勝手にすれば。」
「そんな態度ばっかだと………瑠璃ちゃん、殺すよ。」
その言葉には、ゾクッときた。
「今言ったこと、嘘と思わないほうがいいよ。」
「……は?」
「ふふっ。まずは、これかな。
そう言いながら背伸びをしたあいつの唇が俺の唇に触れる。
「意外と、素直なのね。じゃあ、また明日。
楽しみにしてる。」
恐ろしく不気味な笑顔を向け、帰っていった。