「やっと来たのか。天王寺、藤堂。」


「遅れてすみません。」


「朝から、いちゃいちゃしてんな。」


立花君が陽生に向かって言う。

「してねーよ。」



「いいから、席につけ!」


「「はーい……。」」




自分の席に向かう。

って言っても陽生と隣だけど。



えっ………!


「「誰?」」