階段を下って、リビングへ。 「陽生、昨日ちゃんと寝たの!?」 「………。」 「寝てないの…?」 私のせいだよね……。 「ごめんね、陽生……。」 「大丈夫だろ。こんくらい。早く飯つくれ~。」 「わかった。」 結局、陽生がどこで寝たのかは迷宮入りになった。 「出来たよ~。」 机に並ぶ朝食。 「お前、料理上手いんだな。」 ご飯を美味しそうに方張る陽生。 なんか、可愛い。 「なに笑ってんだよ。」