「何赤くなってんだよ。」



陽生が出てきたんだ。


「それは、陽生がっ……。」


振り向いて、言葉を失った。



だって、陽生が上半身裸だったから。



腰にタオルを巻いただけ。



バスケで鍛えあげられたであろう、しっかり筋肉のついた腕。




綺麗に割れてる腹筋。



細いくせに、体全体に筋肉がしっかりついていた。




「俺が何?」


「///いいから、早く服来て!!」


「エッチだなぁー、瑠璃ちゃんは。そんなに興味あるのか?」


「ふ、ふざけないで~!!」